誰を向いて、どんな仕事をするのか、を問い続けたい

モノづくりをしていて思うことは、私たちは誰を向いて仕事をし、何をビジネスにしているのか、ということです。
私たちネミー株式会社は、1966年、架台メーカーとして出発しました。
空調機など機器類の家屋・建築物への設置を可能にし、かつ、それらが有する機能を最大限発揮できるようにすること。
それが、脇役である架台の役割です。
私たちは、お客様である建築・設備関係企業様からご発注いただき、納品します。
ですが、実際にその架台付きの機器をご利用になられるのは、生活者や様々な事業者のみなさまです。
エンドユーザーと向き合って仕事をする。
企業間取引においては言わずもがなのことですが、ネミーは、この当たり前のことをこそ、大事にしたいと思っています。
さて、目線を変えれば、自ずと提供すべきことは明らかになってきます。
- ・設置する機器を安全に利用するためのサポート機能が備わっているか
- ・建物や機器と調和したデザインになっているか
- ・防錆など耐久性に優れ、長くご利用いただけるか
- ・沿岸地区、寒冷地など、地域特性に合ったラインナップを提供できるか
架台が果たすべき基本価値を磨く一方、ネミーは「防振」や「防音」といった付加機能の開発に取り組み、製品化してきました。
都市化した日常に潜む「騒音」や「振動」といった負荷を取り除くことは、“新しい価値”であり、世の中の役に立つと信じるに足る製品の開発は、企業冥利に尽きます。
エンドユーザーの顕在的・潜在的なニーズにお応えできる製品をめざすことにより、私たちが提供できる価値の本質とは何なのか。
そのことを集約した言葉が、コーポレートスローガンに掲げる「快適空間を創る」です。
「快適空間」というキーワード=事業コンセプトを手に入れたことにより、太陽電池モジュール架台「PV-DyMO」、更には「太陽光発電システムインテグレータ」という領域にまで事業を拡げるに至りました。
※2009年11月 ネミーエネルギーソリューションズ株式会社(NES)設立
NESは、太陽光発電をはじめとする、クリーンエネルギーシステムをお客様に最適なかたちでご提供してまいります。
“架台メーカー”から“ものづくりができる快適空間の提案型企業へ”。
夢は広がるばかりですが、目線の向き先を見失わず社員一同と歩みを重ね、快適な社会の実現に貢献していきたいと願っています。
ネミー株式会社 代表取締役社長 根上幸久(ねがみ よしひさ)
ネミーは1966年、空調・各種機器の架台メーカーとして出発しました。
架台とは、「モノを載せる台」のことです。
載せるモノは、技術の進歩と共に大きな変化を遂げてきました。
例えば空調機器。
小型化・スリム化し、廉価になり、様々な機能が付加され、今やあらゆる建物・家屋にとって不可欠の設備となっています。
これら機器を支える架台もサイズや材質、設置条件とその工法など常に進化を余儀なくされてきました。
- 機器の持つ機能を最大限に発揮させつつ、機器自身による構造物への負荷を防ぐ
- 風雨や光、地震などの自然現象や、人工的な振動や熱などの負荷要因から機器を守る
- 倒壊などの事故を、未然に防止する
ネミーは、架台という黒子的な存在ながら、機器を支えリスクを防止・軽減することを使命とし、建築設備分野の様々なご要望にお応えしてまいりました。
ネミーは架台技術を磨き、耐久性といった価値をご提供しながらも、一方で、更に「プラス」できる価値はないかと模索し続けてまいりました。
1975年・・・防振システム販売開始
1985年・・・防音システム販売開始
機器を支えるという受け身的存在から、「防振」「防音」という明確な課題を解決できる装置へ。
高度成長とともに建築構造物が変化し、防振機能が必要不可欠になったのです。
従来に無い新しい価値を付加することで、ネミーは「機器の進化にお応えできる」架台メーカーから、「生活者の環境の負荷を軽減できる」架台メーカーへと、歩みを進めていきます。
それは、「私たちは誰を向いて仕事をしていくのか」、という目線の変化でもありました。
これによりネミーは、「快適空間の創造」という新たなビジョンを描くに至ります。
事業の対象者と、その核となるテーマを「生活者への快適空間のご提供」とすることにより、提供したい価値の質と領域は更に拡がりを見せていきます。
防振・防音とは、科学技術の発展によってもたらされた負の要素である、騒音や振動といった負荷を軽減することです。
負荷を取り除いて「ゼロに近づけ」、本来の静けさを再現させるという価値です。
ここに注力する中で、更に夢は広がっていきます。
次代の要請に応える価値、生活者の幸福な未来につながり、本来の意味での「プラス」の価値を提供できないだろうか。
探求を続けた結果、着目したのが太陽光エネルギーでした。
1990年頃、国内大手家電メーカーから太陽電池モジュール架台の開発依頼を受けたのがきっかけとなり、2000年頃から独自開発を続け、
2003年・・・太陽電池モジュール架台販売開始
にこぎつけます。
太陽電池という新エネルギーという、世界を牽引する新しいビジネスに成長していく現場に身を置くことにより、ネミーは太陽光について、架台を超えたシステムのノウハウを積み重ねていきます。
2009年・・・ネミー式太陽光発電システム販売開始
ネミーは、既存のモジュールメーカーやシステムにとらわれない、真に生活者(ユーザー)の立場に立った太陽光システムのご提供へのチャレンジを始めました。
これからも、生活環境の価値創造メーカーと名乗るにふさわしい企業に成長し続けていきたいと願っています。












